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【やっとかめ】なごやじんが語るスレ【ういろう】


[381]なごやじん ◆GgwYz4CKrg :04/07/19 16:47 ID:VrqL5RcQ
そこで自治省消防庁(当時)が主体となって95年6月に「緊急消防援助隊」が発足しました。
これは全国を「47都道府県」と「北海道・東北」「関東」「中部・関西」「中国・四国」「九州」
の5つのブロックに分け、災害の大きさに合わせた規模の消防隊が災害現場に来ます。
全国各地の消防署に「緊急消防援助隊に登録された消防車・救急車」があります。
(どの車輌も行く)と言うわけでなく、地元の通常災害への対応に支障がない消防力を残して
出動します。また登録には「災害地で支障がない車両」であることが必要で、例えば救急車は
悪路を進むことが予想されるので4WDでなければなリません。
(東京や大阪、名古屋などには自衛隊C−1輸送機で運べる設計になった消防車もあり登録されている)

大規模災害の現場から「緊急消防援助隊に来て欲しい」と総務省消防庁長官に要請があると、そ
の災害ではどれだけの隊が必要かを考えて例えば「愛知県と岐阜県の隊だけ」や
「中国四国ブロックの全ての隊」みたいな感じでそれぞれ登録された消防隊に出
動要請が入るのです。
また、それぞれの隊が勝手に行くわけでなく「主導権を握る消防隊」が県ごと、ブロックごとに
決められており、例えば愛知県の登録された消防隊は名古屋市消防局の指示により行動します。
(愛知県の隊は出動要請があると、名古屋市消防局と連絡を取り指示を得て現場に行く)
現場での活動も「県ごと」「ブロックごと」でまとまった行動をし、地元消防からの
要請に細かく対応します。
現在は全国共通波も3つなり、また使い方(連絡の取り方)も決められているので、阪神大震災の時のような
「連絡できない」「情報が入らない」と言うことを防いでいるのです。
それと、年に数回「ブロックごと」の消防隊が一箇所に集まって行う訓練が実施されています。
また、最近は総務省消防庁の方針で「登録する隊の数を増やそう」という動きもあります。


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0ch BBS 2007-01-24