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鉄道関連質問スレ
[437]なごやじん ◆XWmudHfgjQ :04/04/14 01:13 ID:???
そのため「コンクリート橋のところだけ」「地下鉄」「新規開業路線」
以外では、そんなにコンクリート道床が普及しませんでした。
この10年くらいでまた新しい物が出てきました。
コンクリート道床の下に砂利があるという「合わせ技」の道床です。
お近くでは相模鉄道いすみ野線緑園都市駅でご覧になれます。
これは砂利の上にレールを固定したコンクリート道床があるもので、今までのように
雨が降っても下の砂利に水が逃げてくれるので水による腐食も少なく、また砂利に伝わる
衝撃も少ないので長期間そのままに出来ます。
この10年くらいの間に開業した新規開業路線などで見られる工法ですが、既存の路線を工事してまで
はやっておりません。
ちなみに最近の山手線では、全車両が先頭車がクハ(モーターが無く軽い車両)、中間車にモハ(モーターがあり重い車両)
という事なんで「先頭車クハの場合に適したPCコンクリート枕木」への交換が進んでいます。
これは、通常のPCコンクリート製の枕木よりはるかに幅が広いもので、騒音・衝撃を多く抑える上に
そこまで大がかりな工事を行わなくて良い事が利点(既存路線で設置しやすい)なので
山手線を中心に見る事が出来ます。しかし、交換作業の時は、信号関係も合わせて一気に工事する
ので「山手線は運休で京浜東北線の線路を使い交互に運転」て言うすばらしいwことを束はやってくれます。
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